富山赤十字病院

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糖尿病地域連携パス

新たな糖尿病診療のかたち

当院では2008年1月よりかかりつけ医と協力して糖尿病地域連携パスを行っています。

かかりつけ医の先生方へのご案内はこちら
糖尿病地域連携パスとは

糖尿病患者さんは設備の整った大きな病院に通院する人もいれば、気心の知れたかかりつけ医に通院する人もいらっしゃいます。大きな病院とかかりつけ医の両者が協力して診療にあたるのが糖尿病地域連携パスです。
 具体的にはかかりつけ医に1ヶ月おきに通院してもらい、当院へは6ヶ月おきに再診してもらうこととなります。また1年に1回(つまり2回の再診に1回)は外来でレントゲンやCTなどを行い糖尿病の合併症の検査を行います。またその結果はかかりつけ医にも連絡して、それぞれが患者の情報を把握します。

糖尿病地域連携パスのよい点
  1. かかりつけ医による親密な日常診療を行いながら、1年に1回は当院の設備を利用して合併症の早期発見ができる。
  2. 糖尿病が悪化した時や合併症を発症した時にすみやかに連携をとり、必要ならば入院までスムーズに行える。
  3. 主治医が2人いることによって、よりよい緊張感を持って糖尿病とつきあえる。(現在連携パスを行っている患者さんの多くで成績は改善しています!)
糖尿病地域連携パスを行うには

基本的には現在かかりつけ医から当院へ糖尿病教育入院を依頼していただき、入院された患者さんを対象として行っています。 しかしながら教育入院を行っていない患者さんでも希望があれば行わせていただきます。
 現在近くの医院など(かかりつけ医)に通院中の患者さんで糖尿病地域連携パス希望の方は、主治医の先生に相談した上で当院への紹介状を書いてもらって来院して下さい。
 また最初に当院にかかられた場合や当院通院中の患者さんでも希望があればかかりつけ医を探していただき、糖尿病地域連携パスを行いますので遠慮なくおっしゃって下さい。

糖尿病地域連携パスの実際

現在のところ教育入院をきっかけにパスを開始していますが、前述のとおり希望があれば入院なしでも開始できます。
 かかりつけ医へは1ヶ月おきに通院してもらいます。 当院へは6ヶ月おきの再診となりますが、1年に1回は合併症の検査を行います。 これを繰り返すこととなります。 またこの他にも希望があれば糖尿病療養指導士への相談、栄養指導や糖尿病教室の参加などを行っていただきます。
 当院へは6ヶ月おきの再診となりますが、当院にもあなたの主治医がいますので気兼ねなく来院して診療を受けて下さい。

合併症の検査とは

糖尿病では眼、神経、動脈硬化など様々な合併症が知らないうちに進行していることがあります。 それをいち早く察知するために、採血、尿検査、CT検査、生理機能検査、眼科受診などを行います。 必要または希望に応じてCTをMRIにしたり、胃カメラを追加したりもできますのでお気軽に相談下さい。

お問い合わせ

詳しくは下記までメールでお気軽にお問い合わせ下さい。

富山赤十字病院地域医療連携室
 メールアドレス:byousinrenkei@toyama-med.jrc.or.jp