富山赤十字病院

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指導医からのメッセージ

「研修医をめざす皆さんへ」
佐々木 正寿
(ささき まさとし)

副院長/がん診療連携推進室長/医療社会事業部長/健診部長

外科は1年目の選択必修の科目です。外科の研修では指導医6人が研修の指導に当たり、外科診療に必要な診察、検査、治療法を修得することを目的としております。ほぼ毎日手術に入り、手術道具の使い方、糸の結紮、切開、縫合などの基本的な手技をきちんと学び、開腹、閉腹、鼠径ヘルニア、虫垂切除などの手術を行えるようになることを目標とします。術前・術後の患者や救急患者の診察、治療を通して患者の全身管理及び救急処置を学んでいただきます。手術以外には消化癌、乳癌の化学療法や緩和医療の研修も行います。また定期的な手術の術前・術後カンファレンス、消化器合同症例検討会などに参加して主要疾患の基本的な知識、診断法などを学んでいただきます。そして最低1回は地方学会へ発表することを目標とします。外科ではチーム医療の必要性を学ぶ、手術の基本手技を会得するなど医療の基礎となるものが数多くあります。ぜひ当院外科の門をたたくことを希望しお待ちしております。

清水 一夫
(しみず かずお)

副院長/医療局長/第1整形外科部長/救急部長/リウマチセンター長

研修先を単に病院の規模や漠然とした雰囲気で選んでいませんか。皆さんがまず必要なことは医師としての基本的な診断力と治療技術の実際を経験を通じて身につけることです。まれな疾患に興味を持つことやきわめて専門性の高い治療を身につけるのは、その次の段階、皆さんが専門医を目指した時で十分です。逆に救急部門と言うと初期治療だけに終わっていませんか。当院の救急では内科疾患はまず内科医師が初期治療を行い、その疾患に応じて、循環器内科や消化器内科等の専門医がそれを受け治療を完結させます。外傷もJATECの資格をもつ整形外科医が初期治療を担当し、整形外科疾患はもちろん、頭部や腹部外傷は脳神経外科や腹部外科の専門医が治療を引き継ぎます。小児科、産婦人科は各専門医が担当します。救急を研修する皆さんは、救急や日常診療で頻度の高い疾患の初期治療から専門的な治療までを一貫して学ぶことができます。さらに救急部門での研修では、麻酔科医による救命処置や全身管理の実際を、また整形外科医による創処置、骨折脱臼など日常臨床で頻度の高い外傷治療のトレーニングプログラムが組み込まれています。救急で医師としての基礎力を身につけ、将来の専門を決める糧にしましょう。

桑間 直志
(くわま ただし)

第1産婦人科部長

産婦人科は1年目の選択必須科目です。産婦人科の場合認定医4人が研修の指導にあたります。産科は研修期間中に正常分娩を20件以上立ち会い、研修後半には正常分娩であれば一人で取り扱えるようになるまでを目標とします。ハイリスク妊娠・分娩、帝王切開の立ち会いも行います。また、当院では母乳育児を推進しているため、産褥期には助産師さんとともに褥婦・新生児の経過を見ます。外来妊婦健診の胎児の超音波検査も行い、産科外来における妊娠経過をみます。婦人科では手術症例は悪性腫瘍の手術も含め全症例の手術に入っていただき、婦人科特有の手術:腹式手術、腹腔鏡下手術等の研修を行います。研修後半では手術助手ができるように目指します。不妊治療では体外受精・胚移植等の実際をみていただきます。他、婦人科癌化学療法、緩和医療等の研修を症例にあわせ行います。産婦人科の研修領域は非常に広範囲ですが、できるだけたくさんの症例を経験していただき充実した研修期間となるようにします。

川根 隆志
(かわね たかし)

院長補佐/感染防止対策室長/病棟部長/腎臓・リウマチ・感染症内科部長/神経内科部長/血液浄化治療センター室長

腎臓内科で研修をしてみませんか?腎臓、膠原病は内科の中においては必ずしも華やかな分野とは言えないかもしれません。しかし、この分野の進歩は著しく、診断するまでの思考過程の興味深さ、診断してからの治療計画の企画の面白さはどの分野にも引けをとるものではありません。また、腎疾患にせよリウマチ性疾患にせよ患者様と長期にわたりお付き合いをすることになります。年単位で刻々と変化をする疾患にかかわることの面白さ、やりがい、責任の重さを体験してみませんか?学生諸君が一人でも多く腎臓病学膠原病学を志していただけることを希望しています。

高田 裕之
(たかた ひろゆき)

糖尿病・内分泌・栄養内科部副部長

私は卒後10年目、内分泌代謝内科を専門としています。研修医の先生とは当科をまわる時と救急当直で一緒に働くこととなります。内分泌代謝内科では糖尿病はもちろんのこと、タイミングさえ合えばかなりマニアックな内分泌疾患の勉強をしてもらうこともできます。将来糖尿病を専門とする人もそうでない人も簡単なインスリンの使い方をマスターしてもらうことは私の目標のひとつです。糖尿病の合併症が心筋梗塞、腎不全、脳梗塞、感染症など多岐にわたることからも、内分泌代謝内科は様々な疾患を診る必要があります。私はこれが救急当直で存分に発揮されているものと、(勝手ではありますが)自負しております。救急当直は年を重ねるごとに徐々に体にこたえるようになってきましたが、経験した数だけ確実に自分の力となります。是非早めにより多くの症例を経験して、そこから様々なことを学び、そして当直明けのさわやかな朝を一緒に迎えましょう。

殿谷 康博
(とのや やすひろ)

精神科部長

精神疾患は、循環器疾患・がんとならぶ3大疾患のひとつであるとも言われています。体だけでなく心を病んでいる患者さんに遭遇することは一般科において今後ますます多くなってくると思われます。生活習慣病やそのほかの慢性疾患患者さんにおける心の問題に接したり、認知症やせん妄を合併する高齢患者さんに遭遇する機会は一般科においてますます増えています。また、告知を受けた癌患者さんのほぼ2人に1人がうつ病などの精神症状を有するという報告もあります。
 精神科研修を経験することは、精神疾患の専門的な知識の習得に限らず、患者さんとの良好なコミュニケーション・スキルを学んだり、医療人としての基本的な態度や姿勢を身につけるうえで、将来どの科に進んでも役立ってくるでしょう。

南 雅美
(みなみ まさみ)

第1麻酔科部副部長

麻酔科での選択必修期間の教育目標は、基本的な救急手技(気管挿管、中心静脈 カテーテル穿刺、腰椎穿刺など)の習得、術中の全身管理に加えて術前の全身状態のチェック、術後管理などへの理解を深めることとしています。当院での麻酔 科管理症例は年間約1900例、また院内での中心静脈カテーテル穿刺の大半は麻酔科で施行しているため、十分な症例数を経験できます。当科には日本麻酔科学会 指導医が2名在籍しており、手厚い指導が受けられます。2年次の選択科目としての研修する場合には、さらに高度な麻酔手技(硬膜外麻酔や分離換気など)の習 得も可能です。また希望する進路に応じて担当症例を考慮いたしますので、外科系を志望する方にはその科に合わせた周術期管理を学ぶことができます。
 私たちは各科との円滑なコミュニケーションを生かして、手術室でのチーム医療を実現していこうと力を尽くしています。興味のある方はぜひ研修しに来てく ださい。

有嶋 拓郎
(ありしま たくろう)

救急非常勤嘱託医師
(鹿児島大学大学院救急・集中治療医学分野特任講師)

4月から月1回、救急外来で研修医の臨床指導をさせていただいています。教えていることは基本的な内容ばかりですが、研修医は熱心に聞いてくれています。僕自身は『教えながら診療する』というのを臨床教育の理想としていますので自分の勉強にもなっています。救急医学会などでは『Off the Job Training』 と『On the Job Training』 の中間の『By the Job Training』 (造語)が救急医療指導の一つのありようとして報告しています。救急外来からの小さい試みですが病院内で教え合う環境が醸成されていけば何よりと考えています。