富山赤十字病院

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スタッフのつぶやき

助産師の つ・ぶ・や・き (No.4)

「母乳育児ワークショップ」に参加して

郷谷さとみ 記

『赤ちゃんにやさしい病院(BFH)』の認定から3年間が経ちました。赤ちゃんがお母さんの胸に抱かれて、安心した様子でおっぱいを飲んでいる姿を見るととても幸せな気持ちになります。この幸せな時間を多くの人に感じてもらいたいと、私たちは日々どうすればもっとより良い母乳育児支援ができるのだろうかと、話し合いをしています。
今回、病院内の助産師と医師、看護師、薬剤師、栄養士などが集まり、「母乳育児ワークショップ」という会を開き、交流を深めました。
その目的は、
1)母乳育児支援へのモチベーションを上げる、
2)スタッフのチームワークを強化する、
3)スタッフ間での情報交換するためです。
母乳育児支援について、日頃感じていることや考えをグループになって、お菓子を食べながらお茶を飲みながらワイワイと楽しく話し合いました。笑いあり、個人的な体験談あり、母乳育児に関する熱い思いを語るあまりヒートアップするグループもあって、盛り上がりました。
赤ちゃん・ママ・パパ、そして親子を支える家族、みんなが楽しんで母乳育児ができますように!!今後もスタッフみんなで母乳育児について話し合い、自分たちも楽しく母乳育児支援ができるように考えていきたいと思います。

第2回母乳育児ワークショップの様子
開催日:平成25年2月19日(火) 参加者:31名

助産師の つ・ぶ・や・き (No.3)

沐浴

東條あさみ 記

夏だけでなく、冬でも富山のような雪国では外の気温が低いと赤ちゃんが寒いのではないかとたくさん洋服を着せてあげたりすることがあると思います。赤ちゃんは新陳代謝が良いので汗をよくかきます。汗をかくと、赤ちゃんのお肌はデリケートなので、湿疹が出来やすいです。お風呂にいれてきれいにしてあげることで湿疹を予防しまたできてしまった湿疹は少しずつ良くなっていきます。赤ちゃんをお風呂に入れてあげることを「沐浴」といいます。また赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいたときに羊水にぷかぷかと浮いていました。沐浴中に、ぷかぷかしていると赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいたときのことを思い出して安心します。

沐浴の後、赤ちゃんはとっても気持ちよくなり、お母さんのおいしいおっぱいもたくさん飲んでくれます。おっぱいをたくさん飲んで、お母さんのぬくもりやにおい、やさしい声に包まれながら心地よくぐっすり眠ります。そんな赤ちゃんをみて、お母さんもまたやさしい気持ちになれると思います。

病院では赤ちゃんを生後3日目に沐浴を行います。一昔前までは「産湯」といって産まれてすぐに沐浴を行っていましたが、赤ちゃんは体温の調節が上手くできないので熱がさがったり、赤ちゃんについている脂(胎脂)は赤ちゃんの皮膚を守る役割をしていることから、3日目が初めての沐浴となります。また、生後3日目くらいになるとお母さんのおっぱいは出はじめてきます。沐浴でエネルギー消費をした分、赤ちゃん自身がおっぱいを飲んでエネルギー補給を行います。そのときにお母さんには赤ちゃんがお風呂に入るところをそばで見てもらい、退院前にお母さんに赤ちゃんをお風呂に入れる練習をしています。おうちに帰ってからは毎日赤ちゃんをお風呂に入れてあげて赤ちゃんとの楽しいスキンシップをはかれるようにスタッフがお手伝いしながら行いますので安心して一緒に赤ちゃんをお風呂に入れてあげましょう。

助産師の つ・ぶ・や・き (No.2)

母子同床

野原和美 記

母子同室とは、お産後すぐから、生まれた赤ちゃんとお母さんが同じお部屋で、ずっと一緒にいることです。赤ちゃんがおっぱいを欲しがるとき、オムツを替えて欲しいときなど、赤ちゃんの要求にすぐに対応してあげることができます。
母子同床(ぼしどうしょう)といって、お母さんのお布団で赤ちゃんと一緒に休むと、赤ちゃんの小さなしぐさ、表情の変化もわかるので、さらに赤ちゃんの要求に対応してあげられます。
「赤ちゃんをつぶしそう」「気になって休めないのでは・・」と、はじめは心配されるお母さんが多いですけど、常に自分の目に届くところに赤ちゃんがいて、いつでも顔を見ていられること、話しかけてあげられること、抱いてあげられることは、お母さんにとっても、赤ちゃんにとっても、すごく安心なことです。
赤ちゃん1人を赤ちゃんベッドに寝かせると、すぐに泣いてしまうけど、お母さんと一緒にお母さんのお布団に寝かせると、よく寝てくれることは多いです。
お腹の中にいたときは、ずっとお母さんと一緒でした。生まれてからも、赤ちゃんはお母さんと一緒が安心です。お母さんのぬくもり、におい、心臓の音に包まれていたいのです。
母子同室中はスタッフが頻回に訪室させてもらいます。安心して母子同床をしてみて下さい。

助産師の つ・ぶ・や・き (No.1)

カンガルーケア

久道晴美 記

カンガルーケアをするとあかちゃんはお母さんの胸に抱かれて安心します。安心することで泣かないため呼吸や脈拍が落ちつきエネルギーの浪費を防ぎます。また抱かれることで保温され体温も一定に保たれます。そして自らおっぱいを探そうとするしぐさも見られます。こうして生まれてすぐにあかちゃんを抱くことで母と子の愛着形成が促されます。おっぱいを吸われることで子宮の収縮を促し産後の回復もよくなります。

※当病棟でも分娩直後に(帝王切開術も)カンガルーケアをおこなっています。カンガルーケア中は、スタッフがお母さんとあかちゃんの側で見守り、必要時お手伝いをさせてもらっています。

ほっとぴっくす

つらい陣痛をのりこえて、待ちに待ったあかちゃんの誕生。あかちゃんの産声と共にお母さんは安堵と喜びとで、とてもすてきな表情にかわります。
一方あかちゃんは、10ヶ月のあいだ守られてきたお母さんのお腹の中から別世界にやってくるわけです。不安でいっぱい。生まれてすぐにお母さんに抱かれ、肌と肌でふれあうことやおっぱいを吸うこと、お母さんのにおいで安心するのです。
わが子をしっかり胸に抱きしめるお母さん、そして安心したあかちゃんの様子は本当に自然な姿そのものなのです。