当院の産科では、妊婦の皆さまのご希望に添える分娩を目指し、立ち会い分娩、院内助産等を行っています。
令和5年4月より「硬膜外麻酔による無痛分娩」を開始しました。
無痛分娩とは
麻酔を使用する分娩方法で、陣痛による痛みを軽減、分娩の自然経過を手助けし、母子ともにストレスを最大限に減らした状態で分娩を行う方法です。
代表的な麻酔方法は硬膜外麻酔です。無痛分娩は、分娩すべての痛みを取り除くのではなく最低限の痛みを抑えるものです。麻酔の効き方には個人差があります。当院における無痛分娩は麻酔科医のサポートにより、産科(分娩)チームで対応しております。また当院における無痛分娩は計画分娩で行っています。初産婦は妊娠39週前後、経産婦は妊娠38週前後に予定入院し、陣痛促進剤を用いて分娩誘発を行います。
詳細については、産婦人科外来にお尋ねください。
スタッフ一同、立ち会い分娩、院内助産も含め、妊婦の皆さまのバースプランに沿った安心・安全なお産を目指し取り組んでいます。
無痛分娩入院
入院日 | 当日 |
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・14:00 入院 ・体温・血圧・脈拍を測定します ・胎児心拍数モニターを実施します ・排便がなければ浣腸します ・シャワー浴ができます | ・8:00 陣痛誘発します ・9:00 手術室に入室して背中に硬膜外麻酔のチューブを挿入します ・陣痛の強さにあわせて病室で過ごしたり、分娩室で過ごします ・陣痛が強くなれば麻酔を開始します ・痛みにあわせて麻酔を追加します ・麻酔が開始すれば、歩行せずベッド上で過ごします |
お問い合わせ
富山赤十字病院
TEL:076-433-2222(内線:2190)