患者支援センターから医療関係者の皆さまへご挨拶
富山赤十字病院 患者支援センター長 時光 善温
富山赤十字病院は2027年5月に創立120年を迎えます。皆さまのお力添えを賜り地域医療を支えてきました。何世代にもわたりご縁のある患者さんも多くいらっしゃいます。先人が築き、この地域で連綿と続く信頼を裏切ることはできません。時代によって当院に求められるニーズは異なりますが、私たちが果たすべき役割は変わりません。すなわち「人道・博愛の赤十字精神に基づく良質で安全な医療の提供」の理念のもと、地域医療に貢献すること、災害救護や医療社会奉仕に努めることを将来にわたり継続できるように努めます。
そうは言いましても、私たちよりはるかに多くの時間を患者さんに寄り添ってこられたのはクリニックの皆さまです。皆さまが、かかりつけ医として患者さんの健康をサポートいただくことで、安心して暮らせる地域社会が実現されます。
当院も含め多くの医療機関が経営難に直面しながらも懸命に地域医療を維持し、市民生活を守っています。患者支援センターは、患者さんを中心に当院と他の病院、クリニックの皆さまと相互の連携を円滑に行い、患者さんやそのご家族が安心して過ごせることを心掛けています。
高齢化が進むだけでなく富山県の人口は既に100万人を切り、富山市の人口も40万人を下回ろうとしています。次世代に向け、これまで以上に強い地域医療連携を構築する必要性を感じます。当院はこれからも地域医療支援病院として、皆さまからの期待に応えられる病院を目指します。
患者支援センターとは
外来通院から入院準備、入院治療、退院準備、そして退院後の外来通院をサポートする部署です。入院前から患者さんやご家族の療養に関する不安や 悩みをお聞きし、安心して入院治療を受け、退院後も住み慣れた地域で生活できるように、医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・薬剤師・栄養士・リハビリテーションスタッフ・事務職員が協働してサポートしています。


患者支援センターでは、様々な医療スタッフが協働して患者さんに最適な医療を提供します。外来診療、検査やセカンドオピニオン外来の予約だけでなく、療養相談や福祉医療に関する相談に対応しています。
PFM(Patient Flow Management)の考えに基づき、患者さんの身体的・精神的・社会的リスクなどの問題に入院前より対策を講じ、早期に介入することで合併症を予防します。また、患者さん・ご家族の意向に沿い退院後の生活を見据えた在宅療養や転院調整を図るなど、安心して医療・看護が受けられるよう入院前より支援しています。
さまざまな問題に多職種で支援します。
患者支援センターのスタッフ
| 医師 | 1名 |
|---|---|
| 看護師 | 11名 |
| 社会福祉士 | 7名 |
| 事務員 | 5名 |
| 病床管理事務職員 | 4名 |