かかりつけ医の先生方へのご案内
以下のようなことをお考えの先生はいらっしゃいませんか?
- 普段、糖尿病患者の診療を行っているが、専門医と一緒に診療を行った方がより安心できる。
- 2つの病院間でみた方がよいと思われる治療の難しい患者さんがいる。
- 糖尿病患者の診療を専門としているが、設備の問題で十分な合併症検査ができい。
当院では現在、先生方から紹介いただいた患者さんに、積極的に糖尿病地域連携パスを導入して上記のような要望に答えられるよう努力しています。
通院中の患者さんに糖尿病地域連携パスを導入するには
基本的にはコントロールが悪化して、教育入院やインスリン導入目的でご紹介いただいた患者さんを対象としております。原則として現在このような目的でご紹介いただいた患者さんは、糖尿病地域連携パスを行うか、またはパスをご了解いただけない場合は再びかかりつけ医に通院していただく形をとっています。
また教育入院だけでなく外来からのパス導入も可能ですので、その旨紹介状に記載下さい。いずれの場合も地域連携室にご連絡いただけるようお願いします。
現在新規の糖尿病地域連携パスの導入は受けておりませんが、個別で対応をしておりますのでご相談ください。
実際にかかりつけ医の先生にしていただくこと
- 一ヶ月おきの診療:もし可能であればHbA1c、血糖値や脂質(LDL-C、HDL-C、TG)、検尿などを行っていただきたいと思います。
- 糖尿病健康手帳のご記載:患者様がお持ちでない場合、当院からお渡しさせていただきますので、お手数ではありますがご記載の程よろしくお願いします。
- 再診時の紹介状:患者さんが当院へ受診する少し前になりましたら、当院からFAXなどで先生にご連絡をさせていただきます。簡略なもので結構ですので前回受診時から半年間の経過についての診療情報提供をお願いします。
当院がさせていただくこと
6ヶ月おきの再診、糖尿病療養指導士による生活相談、1年おきの合併症精査を行わせていただきます。 その結果と診療に関するコメントをつけさせていただき郵送させていただきます。 これらを参考に診療を継続していただければ幸いです
なお通常の再診の際には採血(一般採血、血糖、HbA1c)、検尿、尿中アルブミンを測定します。合併症精査の際は加えて、胸部レントゲン、心電図(CVR−R)、神経伝導速度、頸動脈エコー、頭部CT、腹部CT、負荷心電図などを行わせていただきます。患者さんによって検査の変更や追加を行うこともあります。
お問い合わせ
糖尿病教育入院および地域連携パスの申し込みはこれまで同様、下記までご連絡いただけるようお願いします。
またご質問・ご意見などありましたら下記までメールでご連絡下さい。
先生方からのご意見を参考に今後もよりよい地域連携パスへ改善させていきたいと考えております。
富山赤十字病院地域医療連携室
TEL:076-433-2492
FAX:076-433-2493
メールアドレス:byousinrenkei@toyama-med.jrc.or.jp