看護部の継続教育の基本方針
教育理念
安全で質の高い看護を提供できる人材を育成する
教育目的
- 「赤十字医療施設のキャリア開発ラダー」を活用し看護実績能力の向上を図る
- 人道を具現化できる人を育成する
教育目標
- 赤十字の職員として、人々の尊厳を守ることができる
- 赤十字の職員として7つの基本原則に従って行動できる
- 急性期医療のなかでチームの一員として役割を担い、成果を示すことができる
- 病院や地域社会の一員として看護活動できる
研修の段階設定
赤十字医療施設キャリア開発ラダーの指標を用いて、段階的・主体的に研修参加できるようにプログラムしています。
レベルⅠ
メンタルサポートを受けながら、基本的な看護技術が確実に習得できるように、実地指導者や先輩看護師と一緒に行動します。一年後には助言を受けながら日常の看護実践ができることを目指しています。
研修概要
- メンタルヘルス研修Ⅰ~Ⅲ
- 救急処置研修(急変時の対応)
- 医療安全研修(事故防止・感染防止対策)
- 薬剤の基礎知識研修
- リフレクション研修
- 呼吸管理研修
- 重症度、医療・看護必要度研修Ⅰ
- 看護倫理研修Ⅰ
- グローバルヘルスⅠ
入職から約1年後、赤十字医療施設キャリア開発ラダーの看護実践者レベルⅠの評価会で承認を受けます。
レベルⅡ
専門領域における知識を深め、対象の優先度を考慮した整合性のある計画を自力で立て、実践できることを目指します。
また、赤十字災害救護について基礎知識や実践能力を養います。赤十字災害救護訓練では、一定の救護訓練・教育を受けた方を救護員としての赤十字看護師として登録することになります。
研修概要
- 看護倫理研修Ⅱ
- 赤十字救護員養成研修、支部・施設合同救護訓練
- 感染防止対策研修
- 看護研究研修
- 医療安全に関する研修
- チューター研修
- メンタルヘルス研修Ⅳ
- フィジカルアセスメント研修
- リーダーシップ研修
- ケースレポート発表
- グローバルヘルスⅡ など
レベルⅢ~テーマ別研修
部署内でのリーダーシップを発揮し、チームで看護を実践できることを目指します。自主的にキャリアを発展できる教育プログラムを考えています。
研修概要
- 実地指導者研修
- ICLS研修
- 人工呼吸器管理研修
- 手術看護研修
- 看護倫理研修Ⅲ
- 重症度、医療・看護必要度研修
- 看護研究研修 など
教育研修支援制度
赤十字国際救援要員養成研修制度があります。
赤十字健康生活支援講習・幼児安全法・救急法の指導員資格が取得できます。
看護大学・大学院進学や専門領域への進学のための休職制度があります。
進学のための奨学金制度があります。
令和6年度「新人看護職員研修事業」
医療機関受入研修を実施します!
学習意欲のある新人看護師の皆さま!当院で一緒に学びませんか!
知識技術を身につけて、一人前の看護師になりましょう!
申込書に必要事項を記載の上、研修開催日の2週間前までに、e-メールまたはFAXでお申込みください。
不明な点がございましたらお問い合わせください。
申込書(Wordファイル)は下記よりダウンロードして下さい。
宛先
研修センター 看護部研修担当
〒930-8562 富山市牛島本町2-1-58
TEL:076-433-2222(内線2041)
FAX:076-433-2638(ダイヤルイン)
e-mail:kensyuu@toyama-med.jrc.or.jp